1933年から続く濾過助剤、珪藻土、パーライトのパイオニアとして
資源採掘から開発製造研究を行っています【東証スタンダード市場上場4990】

環境への取組

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環境への取組

地球温暖化、廃棄物問題など環境問題は年々深刻化しており、地球規模での環境保全活動の必要性が高まっております。
これに伴い、環境保全に対する企業の果たすべき役割は年々非常に大きくなっております。
昭和化学工業グループは、創業以来、水処理関連メーカーとして製品・サービスを通じて、環境問題の解決に取組んで参りました。
当社グループは「気候関連財務情報開示タスクフォース(TCFD)」の提言に理解・支持しており、気候変動のリスク・機会とその分析について、情報開示を進めています。
今後とも、環境保全に配慮した企業活動を行って参ります。

1. 当社グループ製品と環境問題との関係

昭和化学工業グループが提供する製品は、多様なお客様にてご利用頂いておりますが、その製品をお使い頂く効果により、幅広く環境負荷低減に重要な役割を果たしております。
例えば、主要な製品である濾過助剤は、食品加工業においては、不純物の分離による食品消費期限の長期化に寄与することでフードロスの減少に。また、ゴミ焼却場などから発生するSOx、NOxなどの有害ガスおよびダイオキシンなどの有害物質を処理する工程において、分離基材として、大気中に排出されるガスのクリーン化に役立っています。

2. 企業活動における環境保全

特に、工場における環境保全をより注力してまいります。例えば、煤煙・煤塵を出来るだけ発生させない設備・システムの導入。
また、採掘地の終掘後は、植林などによる環境保全に加え、地域貢献と地元住民への還元を優先して企画・実践して参ります。
なお、当社事業所から排出される廃棄物は「産業廃棄物の排出に関する内規」に基づき、適切に処理しております。

3. 使用済み濾過助剤のリサイクルシステム

製品のリサイクルは重要事項であると捉えております。そこでケースごとに、適切な処理方法を模索しております。
具体的には、使用済みの濾過助剤である廃ケークは、お客様ごとに濾過対象物の種類が異なっており、廃ケークの種類も様々。
既に多くのお客様におかれましては、コンポスト(肥料)化や、建材の再生原材料としてのリサイクルが実現しております。その実現が1社でも増えるよう、環境適応型社会への実現に少しでも貢献できるよう、今後もサービス可能業種を拡大していくよう努めていきます。